スクリーントーンは透明のフイルムに模様が描かれたシートで、デザイン、イラスト、漫画製作のときに使われます。昔はスクリーントーンはなるべく使わず、点描や線は自分で描くのが普通でした。しかし、スクリーントーンによる描写は時間の短縮になるだけでなく、幅広い用途があります。スクリーントーンにはカッターで切り取るタイプと、こすって転写するタイプがあります。スクリーントーンの使い方、削り方を覚えると表現の幅が広がりますよ。
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スクリーントーンは透明のフイルムに模様が描かれたシートで、デザイン、イラスト、漫画製作のときに使われます。昔はスクリーントーンはなるべく使わず、点描や線は自分で描くのが普通でした。しかし、スクリーントーンによる描写は時間の短縮になるだけでなく、幅広い用途があります。スクリーントーンにはカッターで切り取るタイプと、こすって転写するタイプがあります。スクリーントーンの使い方、削り方を覚えると表現の幅が広がりますよ。
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スクリーントーンは、文房具屋さん、アニメショップ、インターネット通販などで購入します。スクリーントーン選びは結構迷うのでカタログがあるとじっくり見ることができるので助かります。各メーカーのカタログに一覧が載っているので、じっくり見るのも面白いですよ。また、最近はパソコンで原稿を仕上げる人も多く、まんが用ソフトやデザインソフトにはスクリーントーンが入っています。タブレットを使いますが、表現がちょっと違う感じがします。カッターの削った感触がなく、なめらかに見えます。データ入稿を考えている人はソフトを使うことも検討してみてはいかがでしょうか。
同人誌をデジタル入稿したり、ホームページで描いた絵を公開している人もいます。鉛筆で描いた絵に彩色したり、原稿用紙にペン入れしてスキャナで取り込んだりします。インターネットの中で使用するのであれば、フリー素材としてスクリーントーンを公開しているところもあるので、ダウンロードしても良いでしょう。スクリーントーンを買う必要がなく、スキャナによって点が潰れるということがないのできれいに仕上がりますよ。
有名なスクリーントーンのメーカーにはアイシー(IC)やデリーターがあります。これらは漫画の原稿に使用されることが多く、低粘着で使いやすいです。大きさは原稿1枚がすっぽり隠れる大きさやB5くらいの大きさなどがあります。大抵は原稿用紙が隠れる大きさのほうが用途がありますが、あまり使わず残ってしまうスクリーントーンもあります。あらかじめ使用頻度が少ないと解っているなら小さいサイズの方が作業しやすく使い切ることができます。カッターで切り取るタイプのスクリーントーンはのりがついていて、低粘着と高粘着があります。何も知らないメーカーを購入して高粘着で原稿がだめになったという過去があります。
網トーンとも呼ばれています。影や濃淡をつけたいところに使うので、一番多く使われるスクリーントーンです。大きな点はポップなイラストに向いていて、小さな点は繊細な表現ができます。 1 インチ( 2.54cm )あたり何個の点が入っているかを示しています。 60/10 %は点が 60 個並んでいることになります。%は白い部分の比率を表し、数字が高い程黒く見えます。メーカーによって同じ番号でも若干の違いがあり、重ね貼りをするときはメーカーを統一したほうが模様が乱れません。グラデーションになったスクリーントーンもあり、メタリックな雰囲気を出したり、高級感や情感を出したりします。
ライン、点描、花柄や背景画、天気などがあります。感情表現やアクセントなどに使います。
透明のシートに白い点やラインが入ったスクリーントーンで、ベタ塗りの上から貼ります。黒の比率が多いところにはホワイトトーンが便利です。
何も模様が描かれていないシートで、スクリーントーンにはない柄や何度も登場する背景などをコピーします。はがれやすいところに重ねて補強することもできます。
スクリーントーンには原稿用紙にくっついたりスクリーントーンが汚れないように薄い紙がついています。その状態で原稿用紙の上に乗せても透けて見えるので、そこから使いたい範囲より大きめにカッターで切り取ります。ぎりぎりの大きさにしてしまうとちぎれたり後の処理がしにくくなります。カットしたスクリーントーンを貼りたいところに重ねてこすり、空気が入らないように密着させます。転写の場合は直接原稿の上にスクリーントーンを乗せます。スクリーントーンを写したくないところは薄い紙かマスキングテープで保護します。
スクリーントーンを大きめに切り取っているのではみ出しているところはカッターで削ります。削る面積が大きければ切り取っても良いでしょう。しっかり原稿用紙に密着していないと折角貼ったスクリーントーンがはがれたりずれたりします。転写タイプで余分に転写されてしまった場合は、セロテープなどのりのついたもので簡単に落とせます。転写タイプはどちらかというと狭い面積に向いています。
原稿用紙の下に敷いて机が傷つくのを防ぎます。作業中に原稿用紙がずれるのを防いだり、原稿用紙が汚れるのを防いだり、めもりがついているとスクリーントーンをカットしやすくなります。
デザインナイフ、スクリーンナイフなど様々な呼び方もあります。よく使われるのは35度や40度の角度がついた替え刃のついた、プラモデルでも使用されるカッターです。細くて細かい部分も削りやすく、刃が丈夫です。スクリーントーンを削る時には、刃の角がスクリーントーンに直角にあたるようにするのが基本です。他には刃先で引っ掻くように削ったり、網点を1つ1つ取るつもりで削ると違った質感になるので試してみてくださいね。
スクリーントーンを密着させるのに使います。トーンをこするとこすった跡が判るのですが、他の道具では意外と空気が抜けずに時間がかかったりムラになったりします。転写する時も広い面と細い面を切り替えて転写できるようになっているので、あると便利ですよ。
スクリーントーンを貼り、光を出したい時などに砂消しを使って削ります。ざらざらとしているので面白いほど削れます。一定方向に向かって削ると力の具合で良い感じに白くなります。
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