リネン

リネンは麻の種類のひとつです。麻にはリネン、ラミー、マニラ麻、サイザル麻、ジュート、ヘンプなどがあります。

日本ではラミーが多かったのですが、リネンはラミーよりやわらかく肌触りの良いものです。しわになりやすいのですが、汚れが落ちやすく、良いものは何十年と長持ちするので、数多くそろえなくても、気に入ったリネンと長くつきあうことができます。

テーブルクロスやカフェカーテン、シーツといった生地の風合いをそのまま生かしたものが多いのは、吸水性と速乾性があるからでしょう。また、リネンでパッチワークにすると、これまでのパッチワークキルトとはまた違った風合いが楽しめます。

リネン生地の種類

アンティークリネン

ドイツやフランスなどの質の良い年代物のリネンです。

リトアニアリネン

原産地であるリトアニアで作られるコストを抑えたリネンです。

ピュアリネン

リネン100%のものです。

ハーフリネン

コットンとリネンが混ざっているものです。コットンリネンとも言います。最初からやわらかく手になじむので使いやすいです。他に、リネンとラミーが混ざった生地もあります。

カラーリネン

染める作業が増えることにより、柔らかくなっています。

ライン入りリネン

ラインの入ったリネンは、いろんな種類のラインが入っていて、その模様を活かしながら作るので、結構難しいです。クロスやカーテンなら簡単です。生地の種類は他に、キッチンプリント、水玉、チェック、小花柄、モノグラム、ワッフル地などがあります。

リネンテープ

ラッピングや小物のアクセントなどに使用します。ライン入りなど豊富な種類があります。

リネンレース

ラッピングや小物のアクセントなどに使用します。これがあるだけで小物が惹きたちます。

リネンコード

バッグなどのひもになります。ノーマルな形や、三つ編みタイプ、レースタイプ、その他などの種類が豊富なので、目的に合わせたタイプを簡単に見つけられます。

リネンのお手入れ

リネンは、蛍光剤や漂白剤が入っていると生地が傷むので、なるべく中性せっけんを溶かして洗濯すると生地が傷まずしっとりします。

直射日光を避けて陰干しをします。アイロンはお好みでかけます。保管場所も直射日光を避けて通気性の良いところにしまいます。

リネン小物の作り方

おもちゃのミシンを使用していたのですが、かえって時間がかかったので、手縫いにしています。

コースター

表地と裏地を14cm四方に切ります。

中表にして返し口を残して縫い合わせます。

表に返して、口を閉じたらできあがりです。

とても簡単です。裏地はリネンにこだわらなくても大丈夫です。

ブックカバー

2種類の布をたて20cm、よこ48cm用意し、中表にあわせます。

本を挟むバンドを用意し、返し口を開けて縫い合わせます。

表に返し、口をとじます。

しおりをはさんで縫い付けたらできあがりです。

縫った端がきれいに出るといいな、というのと、しおりはなくても良いのですが、バンドはあったほうが、使っていて便利だなと思いました。

バッグ

表になるリネン生地たて45cm、よこ25cmを2枚用意します。

裏地の生地はたて70cm、よこ25cmを1枚用意します。

リネン生地を縫い合わせます。

表地、裏地を中表に合わせて4枚になるよう重さね、一緒に縫います。

アイロンをかけて形を整え、口の部分の裏地を中に折り込み、ミシンをかけます。

持ち手の皮テープを60cm用意し、半分にカットします。

穴をあけ、バッグの取り付ける部分に穴をあけ、皮テープを乗せます。

裏からカシメをあて、うち具で打ち付けます。

4枚縫い合わせるのが難しいかもしれないです。最初は薄い布で試してみるときれいに仕上がります。

生地の風合いが良いので、そのまま端を縫うだけで何にでも使えそうですが、ししゅうをしたり、パッチワーク風にするとたくさん楽しめます。

手縫いで多少曲がっても、そのステッチさえかわいく見えてきます。

リネンを使った手縫いの基本セットというのを持っているのですが、失敗しても平気でそのまま使えるので、リネンはお裁縫初心者に向いていると言えます。

リネンの優しさを取り入れて、自然にかえるのも本当の豊かな生活かもしれません。